- Tradeviewが日本で人気がなかった理由
- Tradeviewのメリットデメリット
- Tradeviewのスプレッドは?
- Tradeviewの口コミ評判
Tradeviewは、2022年で運営歴22年を迎える中堅ブローカー。
しかし、日本ではほとんど知られていませんでした。
「なんで日本では人気がないの?」
「Tradeviewを使ってみたいけど評判は?」
そんな疑問にお答えする記事となっています。
他の海外FX業者の口コミ評判が気になる方は、関連記事も参考にしてみてください。
Tradeviewはどんな会社?
Tradeviewが日本で人気がなかった理由
じわじわ日本での知名度をあげているTradeviewは、2022年で運営歴22年を迎える中堅ブローカー。
運営歴がとても長いのに、なぜ知っている人が少なかったのでしょうか。
その理由は、日本向けのマーケティングを行っていなかったから。
近年やっと公式サイトも日本語化されたり、日本人スタッフを採用したり、日本のマーケットに力を入れ始めました。
他の海外FX業者同様のサービスを展開していき、徐々に人気を集めています。
Tradeviewの運営会社
TradeViewはアメリカのニューヨークに本店を置く「Tradeview Ltd」が運営する海外FXブローカー。
取得ライセンスはケイマン諸島のCIMA。
ライセンスの知名度から、規制が緩いライセンスだと思ってしまいますよね。
ですがCIMAは審査基準が厳しいことで有名です。
これらのことから、CIMAは信頼できるライセンスといえるでしょう。
知名度はそこまで高くないものの、
トレーダー第一の企業理念
利用者の不安を取り除くための徹底した情報開示の姿勢
など、良質なブローカーであることから密かに人気を誇る業者となっています。
TradeViewのメリット
TradeViewでは、信託保全あり!
TradeViewでは、35,000ドル(約400万円)の信託保全をしています。
顧客の証拠金はスペイン最大の商業銀行サンタンデール銀行で分別管理されており、
TradeViewがもし倒産してしまった場合でも、最大35,000ドル(約400万円)まで資金が戻ってくるのです。
多くの海外FX業者が採用している分別管理は、FX業者自身で管理しているので正直不透明なところが多くあります。
しかし、Tradeviewでは分別管理されている顧客の預託資金が不正利用されていないかを定期的にチェックし、
資金が消失することがないように厳格なリスクマネジメントが徹底されています。
さらに、MAINSTREAM社が提供する投資アカウント管理サービスを活用してトレーダー資金は投資口座に完全分離されており、
投資口座は定期的に内部監査部門と外部監査人によりチェックを受けており安全性が保たれています。
顧客資金を徹底して守る、という姿勢がひしひしと伝わって利用者にとってこれほど安心できることはありません。
スプレッドがかなり狭い
口座タイプの詳しい説明は後ほどしますが、TradeViewのILC口座はスプレッドが最狭レベルといわれています。
全通貨の平均スプレッドはわずか0.2pips。
スプレッドが狭いだけでなく、取引手数料も往復でわずか5ドル(10万通貨)=【pips換算すると0.5pips】。
有名な海外FX業者と比べても、取引手数料が安いとおわかりいただけたのではないでしょうか。
海外FX業者 | 取引手数料 |
TitanFX(ECN口座) | $7 |
AXIORY(ECN口座) | $6 |
XM(ECN口座) | $10 |
スプレッドは狭いけど取引手数料が高い、というのは海外FX業者の常套手段。
TradeViewではスプレッドが狭いうえに取引手数料も安い、まさにトレーダー第一の姿勢が表れているといえるでしょう。
約定スピードが速い
Tradeviewの約定スピードは、平均0.15秒。
他海外FX業者の中でも驚異のスピードです。
トレーダーが注文を発注してから、サーバーに注文が殺到し、約定(売買が成立する)の処理が完了するスピードのことだよ。
FX市場レートのスピードは、ミリセカンド単位のスピードで変化するものです。
この注文を発注している最中にも、レートが変化し、利益の大小に大きく影響してくるのです。
そのため、この約定スピードが速ければ早いほど、
トレーダーが注文時に見たレートと注文した後のレートの差が減り、思った通りの注文ができます。
約定スピードが速いワケ
Tradeviewの「Innovative Liquidity Connector(ILC)」というトレーディングシステムが、常時50社以上のリクイディティプロバイダー(流動性を供給する業者)との提携により非常に高い流動性を確保していることからこのスピードを築くことができます。
取引プラットフォームが豊富
Tradeviewは、主要なMT4の提供をはじめ、cTraderとCurrenexも提供しています。
また、cTraderとCurrenexはILC口座で利用することができます。
世界中の多くのトレーダーが使用してるポピュラーな取引プラットフォームです。
もともとの豊富なチャート機能があり、自身でカスタマイズしやすいという特徴があります。
MT5
MT4の最新バージョン。動作スピードが速くなっているなど、アップデートされています。
cTrader
ECN専用の取引プラットフォームで、ECN口座のみ使用可能です。
インターバンク市場に素早くアクセスすることができ、ディーラーを介さず透明性が高いという特徴があります。
Currenex
機関投資家やプロ向けに設計された、最先端の取引プラットフォームです。
一般トレーダーもプロと同じように、 ゴールドマンサックスやモルガンスタンレーなど大手金融機関へ直結して取引できるという特徴があります。
Tradeviewでは、特におすすめなのはcTraderです。
スプレッド0.0pips~の低コスト取引が可能な上、
板版情報を確認できたり、同時決済購入やワンクリック注文などすることができます。
また、予定損益が確認できるので、初心者にもわかりやすいのです。
Tradeviewのデメリット
ボーナスキャンペーンが一切ない
Tradeviewでは、ボーナスキャンペーンが一切開催されていません。
その理由は、Tradeviewの代表者が
『くだらないボーナスプロモーションに経営資金を投資するくらいならその分取引コストを下げる』
という理念を掲げているから。
目先の利用者を増やすだけのボーナスプロモーションをするのではなく、
利用者がいかに長期的に取引ができるかを考えた、トレーダー第一だからこその施策ともいえるでしょう。
最低入金額が10万円
Tradeview最大のメリットを生かすためには、ICL口座の利用が必須です。
ですがILC口座の最低入金額は10万円と、少々ハードルが高くなっています。
また最低取引枚数が1万通貨(0.1lot)~となっているため、少額かつ低ロット取引がしたい方は
Tradeviewの利用は避けた方がよいかもしれません。
ロスカット水準100%以下
他の海外FX業者の平均ロスカット水準は20%~50%ですが
Tradeviewはロスカット水準が100%とかなり厳しめの設定になっています。
常に証拠金維持率を100%に保っていないと、強制ロスカットされてしまう状態。
ある程度自己資金を確保した状態でないと、取引が難しいかもしれませんね。
TradeViewの口座タイプ
口座の種類は、以下の5種類あります。
- X Leverage口座
- ILC口座
- MT5口座
- cTrader口座
- Currenex口座(新規口座開設不可)
X Leverage口座 | ILC口座 | MT5口座 | cTrader口座 | Currenex口座 | |
---|---|---|---|---|---|
プラットフォーム | MT4 | MT5 | cTrader | Currenex | |
最大レバレッジ | 500倍 | 200倍 | 100倍 | 200~400倍 | 200~400倍 |
1ロット単位 | 10万通貨 | ||||
最小取引単位 | 0.01 lot (1,000通貨) |
0.1 lot (10,000通貨) |
0.01 lot (1,000通貨) |
0.1 lot (10,000通貨) |
|
取引手数料 | 無料 | 5ドル / 1lot(往復) | 6ドル / 1lot(往復) | ||
初回入金額 | 100ドル | 1,000ドル | |||
必要証拠金 | 20ドル~ | 50ドル | 100ドル | 25ドル |
初心者の方には、X Leverage口座がスタンダードで使用しやすいので、おすすめです。
TradeViewで口座開設するなら、スプレッドが狭いILC口座orMT5口座or cTrader口座。
平均スプレッド0.0pips~と業界最狭のうえ、取引手数料も他社より安い往復$5。
TradeView独自のプラットフォームで取引可能なのは、cTrader口座です。
Currenex口座は、非常に複雑な仕様で機関投資家やヘッジファンドが使うのに向いてる口座です。
現在新規口座開設は不可になっています。
TradeViewのスプレッド
TradeViewは、海外FX業者の中でも最もスプレッドが狭い業者といわれています。
X Leverage口座の平均スプレッドがドル円で1.8pips。
海外FX業者の平均スプレッドが1.8~2.1pipsなので、平均レベルです。
ILC口座の平均スプレッドは0.0pipsと、業界最狭のスプレッドになっています。
TradeViewを利用する最大のメリットといえるILC口座では、スキャルピングもおすすめです。
TradeViewのレバレッジ
TradeViewのレバレッジは、他の海外FX業者レバレッジ平均500倍より低めの設定となっています。
口座タイプ | X Leverage口座 | ILC口座 | MT5口座 | cTrader口座 | Currenex口座 |
---|---|---|---|---|---|
最大レバレッジ | 500倍 | 200倍 | 100倍 | 200~400倍 | 200~400倍 |
さらに、10万ドル以上口座残高あるとレバレッジに制限がかかるので 注意が必要ですね。
また、何倍までに制限されるかが非公開なので、口座残高は細かくチェックする必要がありそうですね。
少額資金でハイレバレッジ取引がしたい!という方は海外FX業者 FXgiantsがおすすめです。
最大レバレッジ1,000倍&追証なし&ゼロカットシステムで、ハイレバレッジ取引をローリスクで行うことができますよ!
気になった方は、下記の公式サイトより情報を参考にしてみてください。
TradeViewの口座開設方法
口座開設は、公式サイトより開設することができます。
フォーマットに沿って基本情報や投資情報を入力し、
「本人確認書類(写真付)」「住所確認証」の2点を提出します。
最後に、署名欄にカーソル等でサインをし口座の開設が完了です。
カーソルで記入するのはなかなか難しいため、イニシャルだけでも承認してもらえます。
口座開設自体には、5分ほどしかかかりませんが、
有効化審査がありますので、実際トレードを始められるのは1営業日ほど時間がかかります。
TradeViewのログイン方法
公式サイトより、ログインすることが可能です。
ログインするには、あらかじめ口座開設が必要になります。
口座開設完了時にくるメール案内に、
「ログインID」「パスワード」が記載されているので、そちらを使用して、ログインすることができます。
TradeViewの入金方法
入金には、以下の4種類方法があります。
- クレジットカード/デビットカード(VISA/master)
- ビットウォレット
- sticpay
- 国内銀行送金
入金手数料は、取引口座へ入金する際の手数料は無料です。
TradeViewの出金方法
出金方法も、入金方法と同様4種類あります。
- クレジットカード/デビットカード(VISA/master)
- ビットウォレット
- sticpay
- 国内銀行送金
出金方法は、入金方法と同じでなければならない
というマネーロンダリングの規制があるから要注意です。
TradeViewの口コミまとめ
いかがでしたでしょうか。
「老舗かつ信託保全があるから安心」「トレーダー第一の姿勢がすばらしい」
といった会社への信頼から口座開設する方や
「スプレッドがとにかく狭い」「取引プラットフォームが豊富でうれしい」
など取引条件の良さから口座開設する方も多いようです。
一方で最大レバレッジが低めに設定されていたり、最低入金額が高めになっていたり
初心者にはかなりハードルが高い海外FX業者ともいえます。
中~上級者には本当におすすめのFX業者です。
全体的に良い口コミが多く、安心して利用できる海外FX業者といえるでしょう。
今回TradeViewと比較検証させていただいたFXgiantsの情報は、公式サイトから確認してみてください。