安全な海外FX業者の選び方って? 危険な海外FX業者の見分け方って?
海外FXを利用するうえで、どの業者が「安全なの?」、「危険なの?」という疑問を持たれるかと思います。
リサーチするうえで、色んな業者やサイトを拝見してきましたが、「安全な海外FX業者の選び方って?」「危険な海外FX業者の見分け方って?」って、気になるとことですよね。とあるポイントさえ押さえてしまえば問題なく、「安全」かつ「危険ではない」海外FX業者を選ぶことができます。
ここでは、安全な海外FX業者の選び方や、危険な海外FXサイトの見分けかたを紹介していきます。
抑えるポイントはこの3つ!
💡抑えてほしいポイントはこの3つです。
・海外FX業者の安全性をとにかく確かめる
・ゼロカットシステムがあるかないか
・経歴が長いかどうか
海外FX業者の安全性をとにかく確かめる
まず絶対押さえておきたいポイントは、ずばりこの3点です。
①金融ライセンスを取得しているか否か
②信託保全が管理されているか
③Forex Peace ArmyによるSCAM認定がされていないか
私が紹介している際に、どの記事にも必ずライセンスを取得しているかどうか
信託保全があるかということは記載しているかと思います。
なぜこの3点を抑えるべきなのか、
説明していきますので、ここは本当に要チェックしてください。
①「危険な海外FX業者」はライセンスの取得をしていない?
金融ライセンスを取得するには、以下の審査基準をクリアする必要があります。
②顧客資金の管理体制(分別管理・信託保全)
③コンプライアンスを遵守するための体制
④規制のチェック・リスク管理体制
⑤顧客へのFX取引に関するリスク開示
ただ上記の通り、5つ項目はありますが、金融ライセンスによって、この審査基準の厳しさが異なります。
世界で最も審査基準が厳しいのは、イギリスの英国金融行動監視機構(FCA)です。
FCAでは、FX業者に万が一何かあっても、金融サービス補償機構(FSCS)により、最大5万ポンド(約700万円)まで補償されます。
つまり、信託保全が管理されているということですね。
FCAに続いて、キプロス証券取引所(CySEC)も審査基準が厳しい金融ライセンスです。
顧客資金は、ICF(投資家補償基金)によって、最大2万ユーロ(約240万円)まで補償されています。
ここの2つの金融ライセンスを取得している海外FX業者は、信頼性もかなり高いので、安心して利用できる業者といえます。
また海外FX業者で、イギリス人向けは、FCAを取得しているが、日本人向けアカウントでは、マイナーライセンスの取得というパターンが比較的多いです。
その理由としては、
そもそも「厳しい金融ライセンスを取得するだけの企業資金力や体制がない」
または、「金融監督機関によXっては、日本居住者と取引することを禁止している」というケースがあります。
金融監督機関が、突然日本居住者を受け入れなくなってしまったので、
取得ライセンスを変更する必要があったといケースは少なくありません。
ライセンス未取得=「何があっても自己責任(何も保証はない)」と思っていただけるとよいかと思います。
また、ライセンスを取得しているFX業者は、詐欺などの不当な行為をするとライセンスを取り上げられてします可能性があります。
「ライセンスを取得しているかというどうか」というところでトレーダーが利用するかしないかの判断基準の一つになっている中、
詐欺行為を行って、ライセンスは没収れるわ、信頼も失ってトレーダーもいなくなるわ、なんてことがあったら、FX業者側も大損失ですよね。
なので、ライセンスを取得している以上、ある一定の安全は確保されます。
②信託保全が管理されているかどうか
ライセンスに続いて、押さえておきたいのは「信託保全があるかどうか」ですね。
金融ライセンスを取得している業者であれば、基本的に分別管理はされています。
ただ、分別管理はしているが、信託保全はなしという業者は割と多いですよね。
分別管理とは、
「投資家から預かった資金」と「FX業者が運用する資金」を別々に分けて管理すること。
ユーザーの資金を別のユーザーの利益に充てたり、運営資金に充てるようなことはありません。
万が一FX業者が倒産してしまっても、預かった資金は返還されるように補償されています。
信託保全とは、
「投資家から預かった資金」と「FX業者が運用する資金」を別々に分けて管理したうえで、
「投資家から預かった資金」の口座を信託銀行など(FX業者以外)が管理すること。
基本的にFX業者が、別々に分けて管理しているだけなので、ほんとうに運用資金に充てられたりしていないとは言えない不透明さがある。
わざわざお金を払って、顧客の資金の安全性を高めているので、
より安全性を高めるためには、信託保全があるFX業者のほうが安全ですね。
③Forex Peace ArmyによるSCAM認定がされていないか
Forex Peace Army(FPA)という、世界中のFX業者の評判レビューが見れる最大手の海外サイトがありますが、こちらにSCAM認定がされていないかチェックするのをお勧めします。
サイト自体はすべて英語表記なので、Google翻訳で和訳して閲覧してみてくださいね。
このSCAM認定も、数回の出金拒否で認定されるものではなく
出金拒否をはじめとするその他エラーなどが継続して起きなければ認定されるものではないそうです。
世界的レビューサイトでも、そのような詐欺認定を受けているということは、
なかなかトラブルメーカーなFX業者なので、注意が必要です。
この3つは必ず確認したうえで、海外FX業者を選ぶようにしてくださいね。
ちなみに、私は選ぶ際にこの3つと、さらに「サポート対応が早いかどうか」も確認するようにしています。
口座を開設する前に、チャットやメールなので問い合わせすることができるかと思いますが、
そちらに入金方法なり、レバレッジの設定幅なり質問をしてみて回答がどれだけ早いのかを確認します。
ゼロカットシステムがあるかないか
ほとんどの海外FX業者では、この「ゼロカットの追証がない」という業者が多いです。
海外FX業者を利用する人のほとんどは、やはり海外FX特有の「ハイレバレッジ」が魅力だからではないでしょうか。
このハイレバレッジを利用して大きくトレードをすると、勝ったら大儲け!負けたら大損!
まさに、ハイリスク・ハイリターンの取引になってきますよね。
さらに、このゼロカットがあることによってハイリスクを避けることができるので本当に助かりますよね。
実は、海外FX業者側もゼロカットシステムがあることで、以下のようなメリットがあります。
・トレーダーに積極的に取引してもらい手数料利益を得られる
・多額の未払い追証により経営破綻するリスク回避できる
経歴の長さにも注目
海外FX自体が、全体的に経歴が長いような印象は受けませんが、その中でも「経歴が長いといういうことは、継続してサービスをトラブルなく提供できている」ということがいえますよね。
この経歴が長いという実績から、一定の信頼性があるとわかりますね。
また、口コミで良し悪しも確認できるところが、FX業者を利用する際の安心材料になるのではないでしょうか。
あまりにも新しい業者だと、なんの情報も落ちてこないので、いくら公式サイトに魅力的なことが書いていても信用できかねますよね。
もちろん、経歴が長いからといって必ずしも安全とは一概に言い切れません。
経歴の長さで安心できるといいつつ、ここだけは注意してください。
例えば、
FXDDは、15年の老舗のブローカーでありながら、FPAでの評判は最悪だったりします。
逆に、Iforexは20年以上も続いているだけかなり評価もいいですよね。